バイクパッキングでモネの池から郡上八幡まで(旅情編完結)
モネの池(名もなき池)から郡上八幡へ抜ける
のにタラガ峠越えを予定していましたが、
あいにくの通行止め。
現在のメインルートである全長4.6kmの
タラガトンネルを通るか、迂回して県道
52号線を40kmほど走るか思案しますが…
迷い所です。一旦立ち止まり
もう一つの選択肢、52号線のルートを
確認します。見る限り自転車乗りには
マイナーなルートみたいです。
途中よりつづら折りが始まりますが、
峠の名称もどうも無さそうです。
「名もなき池の次は名もなき峠か…。
シャレが効いてて面白そうやん!」
これで迷いが消えました(笑)
山あいにかかる雲が降雨を予感させますが、
知らない道を走る楽しみで頭が一杯です。
ポツポツと降りだしてきました、
先へと進みます。
登り基調ですが路面状態も良く、快走ルートです。
景色を堪能しながら走ります。
雪深い地域になるとバス停がゴージャスに
なります。私は精米所派です(笑)
懸念してた雨も小雨止まりです。
空模様から峠を越えると大丈夫そうですね。
道幅が狭くなってきましたが、交通量も少な目。
緩い傾斜を板取川の支流に沿って走ります。
ダベりながら走るにはちょうど良い感じです。
ここらまでは(笑)
つづら折りが始まりました。ここから
一気に峠らしさを表します。
長いつづら折りを繰り返し登りますが
路面も荒れてなく、斜度はそれほどでも
ないので登りやすいでしょう。
乗鞍スカイラインに似た感じです。
途中すれ違うのは伐採した材木を
積んだトラックぐらい。連休中とは
思えないぐらいです。
静か過ぎるのでちょっと熊にビビってましたが(笑)
そうこうしてる間に峠の頂が見えてきました。
ここから郡上市。この時点で標高800m。
確認したルートによると900mまで上がるので
道半ばです。
一息入れて再び登り出します。
全備重量で17kg程ですが、強度を上げず
登れば何とかなるものです。
まぁ、しんどいことには変わりありませんが(笑)
ようやくたどり着きました。
目印になる物はありませんが恐らくこの辺り。
正に名もなき峠です。
ここから先は細かいアップダウンを
繰り返しつつ一旦高度を下げます。
そして再び登り基調へと。
どうも連結峠みたいですね。
相変わらすヒィヒィ言いながらの登りです。
なんとか二つ目(三つ目かも)の峠をクリアして、
ここからひたすら下ります。
予想通り雨も上がりました、冷え込みも
思った程でもなくひと安心。
ただ、カーブミラーの設置本数が少な目なので、
対抗車に注意しながら慎重に下ります。
それでも下りの時間は早く過ぎます、
行程の半分を進んだ辺りで動く影を見つけました。
熊やなくて良かったです(笑)
上手い事収まってくれました。
因みに狐を見たのはこれが二回目、
前回は夜中の淀川河川敷でしたので
ハッキリと見れませんでした。
ダム工事現場が近いので人馴れしてるのかも。
こういったサプライズがあると楽しいものです。
ここから郡上八幡まではあっと言う間に過ぎました。
今回初めて訪れたのですが
観光地は最寄り駅より少し離れてますね。
郡上八幡といえば…
真冬でも店頭に並べてそうな感が。
ある意味常夏(笑)
観光地ですが上品ですね。
トイレもこんな感じ。
小京都とはよく言ったもので…
観光地巡りに自転車の機動力が発揮されました。
飛び込みで有名な新橋。
橋の上より。高さ約12m。
一通り観光を終えて時刻は12時過ぎ。
当初は大垣まで進む予定でしたが、
駅舎を見て長良川鉄道の輪行へと変更。
ワンマンです。味があります。
いつもの如くそそくさと自転車を畳み、
電車の人となりました。
大阪市まで約5時間の旅です。
長良川鉄道はよく揺れた、
ほとんど寝てましたが(笑)
途中乗り換えと途中下車を挟み、帰宅したのは
19時過ぎ。心地よい疲れの電車旅でした。
両日とも天候に比較的恵まれ、良いライドと
なりました。
次回は小豆島でメスティン使って
こちょこちょする予定です♪
旅の思いで。
①明宝ハム。
②鶏ちゃん。
③郡上はし。アンケートの粗品。
ルート(2日目)
※県道52号線の峠ですが、帰宅後調べてみると
名称は西峠、黒田(くろんだ)峠みたいです。