ちょっくら行ってきます~冴えない脚での走り方

ブルベの紀行文がメインです。あと適当に雑感。

ナイトライドで宮津を目指して。

こんにちは、ちょっくらです。
先日、本格的な冬がくる前に日本海
目指してみました。


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左よりK氏、Mさん、Z氏。
これに私を入れたブルべ仲間4人で走ります。

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コースは415枚方600の半分トレースで。
枚方大橋スタート、時計回りで宮津(赤丸)まで310km程の行程です。
到着時刻は翌午前6時を目処に。
ゴール地点の宮津駅より、
5km程手前に午前7時から
営業の温泉があるため、一旦そちらを目指します。
一息ついた後、宮津まで進み駅前の飯屋で
海鮮を堪能予定です…。



今回の目的は初経験。
先日300kmライドをクリアして、
ナイトライドも体験したMさんには
仮眠の取り方を。
最長走行距離が300km未満のZ氏には
300km越え&ナイトライドを。
それらを体感してもらうには、
24時間自転車に乗り続ける必要が
あるため、敢えてゆったりめのペース配分です。



午前6時すぎに枚方大橋をスタート。
私が先導、続いてMさん、Z氏、
最後をSR取得者でもあるK氏にお願いします。

しばらく市街地走行が続きますが、
急ぐ必要も無い為こまめに休憩を
入れつつ進みます。

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PC1のローソンです。

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さすがに全然元気ですね。
ゆったりペースながらも順当です。
途中福崎町で寄り道、先日立ち寄った
柳田國男記念館へ。

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河童に興味津々。

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イマイチな方(笑)

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天狗。どら焼持ってました。

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ベンチでPCて。
リストラされたか?笑


こんな感じでゆるゆると。
PC2、道の駅みなみ波賀で遅めの昼食です。

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K氏。

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Mさん&Z氏。

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宍粟牛の牛丼セット。私めはこちらを。
見た目普通の牛丼ですが、肉の質が良いためか
もたれる感じが一切しませんでした。
美味しかったです!


空腹を満たした所で第一の関門、
若杉(わかす)峠へ向かいます。
日も落ち始め、気温も下がりだしたので
早くクリアしたい所です。
幸い標高0mスタートで無いのが救いです。


「(;´Д`)ハァハァ」
「(ヽ゚ロ゚)ヒイ(ヽ゚ロ゚)ヒイ」



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こんな調子ですが何とか登りました。
この時点での時刻は18時、
ですがすでに気温2℃(!)
ここからまだ北へ向かう事を考えると、
先が思いやられます…


残雪が見える荒れた下りを
凍えながらも無事にクリア。
この先も震えながらも淡々と進みます。
養父市に入りループ橋を渡り、
ハチ北へ入る頃には摂氏0℃。
凍結が無くて良かったです。

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コンビニはオアシスでした…。


香美町に入り、川沿いに進むルートになります。
寒さが一層堪えますが、満点の星空に癒されます。
冬のナイトライドの良い点でしょうか、
厳しいながらも楽しめるライド。
しかし良い点があると悪い点がある訳で…。


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休憩で立ち寄った道のえき矢田川
この辺りから鹿の飛び出し
始まります。


先導してるので、ガードレールの無い
茂みを出来るだけ照らして、
こちらの存在を気付かせる事を留意しつつ、
前へ進みます。
そのせいか、全てこちらからの手前で
発見できたので事無きを得ました。



そうこうしてる間に香住に入りました。
PC3のローソンで一息です。
ここから先は本コースのメインディッシュ、
海岸線の小刻みなアップダウンを
ひたすら繰り返す「鬱展開」となります。


まずは香住港を回り、柴山港へと
入っていきますが…
またしても鹿の飛び出しが始まります。
民家際であろうがお構い無し!
しかも先ほどよりサイズアップ、
立派な角が生えているのまで出てきました。
たかたが数kmの間に5頭は確認、
この先のルートを考えるとここは一旦…
そう思っていた矢先に、


「アカン、休憩させて~」


Z氏に睡魔がきました。
街灯の下で小休止です。
実はここまでの間、ディレイラーの不調で
アウター縛りでした(驚)

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K氏もおつきあいで。
因みにMさんも横でひっくり返ってましたが、
本人の名誉のために(笑)


走り出して20時間は経過した頃です、
疲労面、鹿の飛び出しを考慮して
夜間走行は打ち止め、手頃な休憩場所を探します。


止まった場所が良かったのでしょうか、
600m程先に駅が見つかりました。
すぐさま移動です。


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運の良い事に待ち合い室が。
ここで仮眠を兼ねて思案です。
小一時間程して、いくつか案が出来たので
皆にお伺いを立てていきます。
まずはレディファーストでMさんに。
一通りプレゼンしますが、


「私はどれでも大丈夫ですよー」


この人はまだ大丈夫です。
モッシャモッシャとパン食べてはりましたし。
因みに渾名は「鉄女」だ、そうです。


続いて年長者のK氏。


輪行一択!」


揺るぎありません(笑)
それもそうです、このJR柴山駅からですと
城崎温泉まで二駅なのです。
始発が6時44分、温泉は早い所で7時オープン。
飲食店の営業時間が気になりますが、
一刻も早く体を温めたい所。
選択肢としてはベターでしょう。

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こうなるとZ氏に聞くまでもありません(笑)
(主催なのでどれでも合わすつもりでしたが、一応)
残念ながらゴールの宮津駅まで70km程、
ここ柴山駅で全員DNFです。
そうと決まればそそくさと
自転車を畳み、
城崎温泉へ向かう始発を待ちます。




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夜明け。

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待ちわびて。

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キター♪o(゚∀゚o)(o゚∀゚)o♪


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10分程のローカル線旅。


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極楽でした(*^^*)


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飲食店を探しますが…

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結局こうなりました(笑)
それでも駅の売店と待ち合い室の
おかげでワイワイする事ができました。
その余韻を楽しみつつ帰路へ…


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今回、寒さはある程度予測出来たのですが、
鹿に対してはノーマークでした。
30km程の区間で確認出来たので10頭ばかり。
ここまで出てきたのは想定外、
あらためてナイトライドの難しさを実感しました。
温泉に入れたので少しは誤魔化せた?笑



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おまけ。




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バイクパッキングで小豆島まで(後編)

今回も引き続き小豆島編です。

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本日の最終目的地、小豆島ふるさとキャンプ場へ
着きました(赤印)


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マスコットがお出迎えです。

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受付には飲料(アルコール含む)から一通り
の品揃えが。
しかもコインランドリー、温泉シャワー併設。
初見のキャンプ場なので一通り揃えて
来ましたが杞憂に終わりました。
炊事場、トイレも清潔なようです。

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今回はテントサイトを選択。
貸し切り状態です。

荷物を置いて、日が落ちる前に
食事の準備です。

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今回はメスティンではなく、クッカーです。
まずは赤ウインナーを炒めます。
良い酒のアテになります。

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続いてはこちら。

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オリーブ豚を炒めます。

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キムチを乗せてサムギョプサル風で。

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メインはこちら、辛ラーメン
先の余りも放り込んでプテチゲ風で。

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チープな夕食ですが、野外で食べるには
丁度良い加減。温かさで満たされたので良しです。
当日は風が強いうえ、軽量化のため
風防を持参しなかったので沸騰するまで
時間がかかりました。

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画像をお見せ出来ないのが残念
(撮影技術が無い)ですが、
満天の夜空を直に感じながら眠りにつきます…。




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翌朝。爽やかな朝です。

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今回もヒビィサックで。

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mont-bellのテントシューズと
アルパインソックスです。
この二点は前回の「演習」で得た
教訓に基づき「緊急補強」しました。
お陰で震える事無く快適な睡眠を
得る事が出来ました。

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昨日の雨で汚れた自転車を拭きつつ、
撤収に入ります。



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キャンプ場を出て、当日着の後発メンバーと
合流するため坂手港を目指します。

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多少のアップダウンを越え、昨日途中で
切り上げたオリーブ園に立ち寄ります。

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早朝ですがツアー客で賑わってます。

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一通り見終えた所で、メンバーとの
合流場所である港へ向かいます。


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通りがかりのコンビニでは
エライ事になってました…

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本日の行程は登りメインのため、
不要な荷物を宅配便で送ります。
3kgの軽量化となりました。


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風が強い一日となりそうです。

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メンバーと合流して記念写真。

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これより全員で標高800m弱の
寒霞渓(かんかけ)を目指しますが、

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昼食時のため、港すぐにあるこちらの
お店で腹ごしらえをします。

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こういう感じのお店は落ち着きますね。
11:30からの営業ですが、開店からお客さんが
ひっきりなし。あっと言う間に行列が…
合流メンバーを待つ間に
席を押さえといて正解でした。

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まずは刺身盛り合わせ。

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ノンアルで。

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穴子丼定食をチョイス。
卵とじがかかって食べやすかったです。
二品頼みましたがどちらも新鮮で美味、
また来たいお店です。


空腹を満たしたら「寒霞渓」へと向かいますが、
その前にこちらへ立ち寄ります。

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グループライドらしいお約束で。
皆は堪能されてましたが、
名物のソフトクリームは食べませんでした。
甘いのは今イチなので…。
な訳で写真はありませんが
悪しからずm(__)m


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436号を右折し、徐々に登坂モードへ。
ここからは各自のペースで進みます。
南側から12km程かけて登るルートです。

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斜度はそれほどでもないのですが、
距離がある分だけ疲れます。
軽量化は正解でした。

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良い景色に囲まれての登坂。
道も荒れてなく快適ですが、
しんどい事に変わりありません(笑)

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廃墟跡。一旦ここで集合です。

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揃った所で再び進みます。
アップダウンを乗り越えて100m程上がると…


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ゴールです。観光客でごった返してます。

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かわら投げ。どこにでもあるのかな?

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絶景を目に焼き付けた後は、
土庄にあるエンジェルロードへ向かいます。



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これは前日に立ち寄った際の写真。

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潮が引くと繋がります。

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一通り観光を終え、一路帰阪へと。
土庄より坂手港を目指し、
夕方発、神戸行きのフェリーに乗り込む
予定ですが時間的に厳しそう。
ここで一旦メンバーをバラして、
脚のあるメンツのみ乗船を狙う作戦で。


後発組もあわよくば、で急ぎますが、
運悪くメンバーの一人のチェーンが
切れるアクシデントが発生します。
本人は乗り出して間がないため、
お手上げ状態でしたが、ここで
グループライドの良さが発揮されます。
経験豊富なメンバーがチェーンの
ピンを抜き、また他のメンバーが
持ち合わせていたミッシングリンクで繋ぎ、
物の数分で復旧です。
平坦路、日が落ちる前なのが不幸中の
幸いでしたね。



この時点で坂手港まで7km、
夕方発フェリーの出航時刻まで約5分。
選択肢は次発の晩方便しかありません。
待ち時間が3時間弱、神戸には深夜着です。
諦めモードでどうやって時間を潰すかを
話していると、スマホに着信が…


先発メンバーからの「朗報」です。
フェリーの入港が一時間遅れとの事!
ちょっとした奇跡でしょうか、
これで全員息を吹き返しました(喜)


坂手港で先発メンバーと合流。
無事にライドを終え、一緒に帰れる
喜びを分かち合いながら
帰路へと…。


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・ルート(初日)

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・ルート(二日目)


今回は初日キャンプツーリング、
二日目がグループライド。
アソート的に楽しめましたが、
個人的には走行距離が少ないかな、と。
次回バイクパッキングで走れるのは
来春ぐらいでしょうか、
一日150km程度は走るルートで組みたいですね。




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バイクパッキングで小豆島まで(中編)

前回の続きです。

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坂手港から土庄まで目指して行きますが、
まずは二十四の瞳記念館へ。
(上記緑印から黒印へ)
港から記念館までは10kmも無いぐらい、
海沿いに走ります。

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館内には入らず、向かいの売店へ。

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小腹が空いたのでじゃこ天を。
落ち着いた所で、少し離れた分教所へ移動します。

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島娘がこんな感じでお出迎えです。

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では校舎内へ。

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雰囲気伝わりましたでしょうか?
校舎自体は小さな建物なのですが、
見出すと切りが無いので適当に切り上げます。
ここから来た道を戻り、土庄方面へと移動します。



しばらく走ると甘辛い醤油を炊いたような
匂いが漂ってきます。

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翌日も訪れる予定なので素通りで。
続いて進みます。

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実写版「魔女の宅急便」のロケ地だそうです。

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ここでホウキにまたがり、
ジャンプする写真がお約束なのですが…
オッサンなので止めておきました(笑)

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風車に目が行きがちですが一面オリーブ畑です。
ここにたどり着くまでに
一瞬ですが斜度16%の坂が待ち構えてます。
下にあるオリーブ園の見学は翌日回しで、
キャンプ用の買い出しのため
土庄にあるスーパーを目指し進みます。

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こんな所もあるのですね、
少し立ち寄ります。

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閉店してるみたいです。

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妖怪の店。

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至る所にこの標識が。
程よく「迷った」所で次の目的地へと
向かいます。

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目的地、こちらのスーパーで食材を調達します。
キャンプ場までの距離は約8km、
許容範囲内でしょう。

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スーパーを中心とした集合施設には
温泉が併設されています。
ここでの買い出しともう一つの目的、
風呂に入って冷えた体を温めます。
海水を使ったぬるめの湯が心地良かったですね。


ウェアを着替え、一息入れてから
買い出しに向かいます。

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特産品はそれなりに。
普段と勝手が違うせいか、買い出しに
手間取ります。カセットコンロ用のボンベの
バラ売りが無かったり(コンビニはあるが
数少ないので品切れが不安)、揃えたい食材、
アルコールの品揃えがしっくりこなかったり…
適当に買い揃え、スーパーを後にします。



途中ウェアを洗うためコインランドリーに
立ち寄りますが、
当日の天候もあり混みあってます。
(島内の店舗数が少ないため?)
かなり待つ事になるため、
仕方なく洗濯のみで諦めます。
道中のコンビニでは先のスーパーで
見合わせた飲料、アルコール、
カセットボンベを調達。
ちょっとした坂を登り、本日の最終目的地である
ふるさと村キャンプ場にたどり着いたのは
15時過ぎとなりました…。

(続く)



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バイクパッキングで小豆島まで(前編)

こんにちは、ちょっくらです。
肌寒さで季節の動きを感じます、
自身は動いておりませんが(笑)


さて、今回は小豆島までの
キャンプツーリングです。
自身は晩秋のキャンプは未経験、
不安要素満載です。
なので装備の確認を兼ね、
先日近場で「実弾演習」をしてまいりました。


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今回は友人Z氏とご一緒で。
自身は全備17kg、氏は20kg越えの装備です。

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装備を確認するのがメインなので、
緩くて短い道程です。
けどこんな道も通ります。

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こんな所で

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地産地消します。

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野外宴会の体です(笑)

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蕪の漬物。始めはここらから。

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醤油かけといたら何とでも。

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伏見唐辛子。削り節の重要性を
思い知らされました。

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本日買い忘れた日本酒の重要性も
思い知らされました(笑)

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今回初持参のシングルバーナー。
大車輪の活躍でした。

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無事に演習を終え、お互い経験値を
積み本番を向かえます…



当日。
当初の予定では大阪市から自走で
神戸まで走り、土曜日早朝のフェリーに
乗り小豆島へ向かう予定でした。
が、予報によるとその時間帯の降水確率は80%。
雨を避けたいため、前倒しで
午前1時のフェリーへの乗船と
予定を変更します。
因みに同行予定のZ氏は、
先の演習が堪えたのか、
風邪によりDNF。
ソロでのスタートとなりました…。



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21時過ぎに大阪市をスタート。
淀川大橋は工事中。

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信号峠、警察の検問(勿論大丈夫)に
掛かりながらも
乗船時刻一時間前に到着。
装備見直しでアイテムは増えましたが、
全備重量は17kg程です。

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乗り込むまでに約30分。
まぁお約束ですね。

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こちらもお約束(笑)

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ぼんち揚げみたいな
煎餅入ってます。

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香川一色です、当たり前か。


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翌朝、定刻より20分程遅れて小豆島に
着きました。

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予報通り小雨混じりの空模様です。
続く雨ではないのでしばらく待つ事に。

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とりあえず止んだみたいなので
ちょっくら行ってきます。


(続く)


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砥峰高原を目指して

こんにちは、ちょっくらです。
秋を体感したくなり11月13日(月)、
ススキが見頃の砥峰(とのみね)高原まで
行ってまいりました。
いつも通り自転車で向かいますが、
今回は砥峰高原まで車で向かう友人達と
現地で落ち合う予定です。


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午前4時過ぎに大阪市を出ます。
国道2号線中心、150km程の平坦ライドです。

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明石海峡大橋です。

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垂水を越えて…

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明石の魚棚。時間帯的にどこも
開店準備中です。

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加古川市へと入ります。

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志方町のコスモス畑。
よい時期に当たりました。


しばらく進み福崎町へ入ります。
ここでは日本民俗学の父、
柳田國男記念館を見学します。

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残念ながら記念館は休館日でした。

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柳田國男といえば妖怪?

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池にはカッパが現れます(笑)




福崎町を後にして、再び砥峰高原を目指します。
寺前町を抜け、県道404号線から39号線へと入り、
徐々に登坂ルートに入ります。


高原まで残り10km程の地点で友人からの連絡。
合流地点、高原の食堂が定休日のため、
集合場所を変更するとの事。
新たな集合場所は8号線沿いの店、
こちらで昼食を共にする予定です。
しかし、現在地とは逆方向のため
一旦引き返す必要があります。


この時点の時刻で13時前。
本来なら昼食後ルートに戻り、
再び登り始める所ですが、
晩より所用があるため自転車での登坂を
諦めます(泣笑)


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平日のため営業してる飲食店は
近隣ではこちら ぐらいでした。
そのため登坂ルートより15km程引き返しました。


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蕎麦を待つ間、まずはノンアルコールで。

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里芋。味加減が絶妙。

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十割蕎麦です。千ヶ峰南山の名水が入った
器がついてきます。一口目は水だけで。


美味い!


弾力のある食感と蕎麦の香りがたまりません。
病みつきになりそうです!

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こちらは十割蕎麦ながら温いので。
採算度外視、特大ヒラタケが入ってます。

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最後に蕎麦湯。


気さくなご夫婦がアットホームな
感じで経営されているこのお店、
是非次回も立ち寄りたいですね(*^^*)

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今日のライドはここまで(苦笑)
これより先は自転車を車に積んでもらい、
車で一緒に砥峰高原へ向かいます。

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ダムもあります。

終盤のえげつない登りを越えると…

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目的地です。

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ロケ地としても有名なのでしょうか。

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ススキの中へ入ります。

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湿原みたい。

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こんな立て札も。

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幻想的。写っているのはオッサンですが(笑)

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最後に記念撮影。



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ススキを堪能し、これより下った所で
コーヒーブレイクです。

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オッサンになるとこういうチマチマ
面倒臭い事が好きになりますね。
コーヒー?ぬるめの仕上がりでした(笑)



これより帰阪です。
大阪まで積んでもらい、
友人達と別れ一旦帰宅します。


その後、南森町アリオリドスに向かいます。

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本日は有志持ち込みによる
日本酒を飲む集いなのです。
スペインバルなのですが(笑)

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この日のためにオーナー自ら
おでんを仕込んでくれました。

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自転車談義だけではなく○○な話も交え、
異様に盛り上がった会となりました。
みんなどないして帰ったンやろ?笑


午前0時過ぎの帰宅です。
丸一日使いましたが、
天候にも恵まれ充実した一日となりました。



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今シーズンのブルベを振り返って(番外編)

こんにちは、ちょっくらです。
今回は番外編として7月2日に行われた、
山岳グランフォンドin吉野に
参加した際の振り返りを。


ブルべ以外で参加した唯一のイベントで、
今年で2回目の参加となります。
去年はロングコース(158km、3000up 、
制限時間10.5時間) を8時間弱で完走しました。
なので今年はハードルを上げて
スーパーロングコース(210km、4000up、
制限時間11時間)でのエントリーを。
恐いもの見たさ的な感じでしょうか、
脚力的には無謀な挑戦です。

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前日大阪市より自走にて吉野入り、
60km弱、700upほどの道程でしたが
脚が全然回りません。
実走が開いたせいかとさして気にもせず
(すでに予兆は出てたのかも。距離の割に疲れた)
吉野へ到着。

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歴史を感じます。

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今回の宿はこちら。

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先ずはウェアを洗濯です。


今回は相部屋のため、どんな感じになるかと
多少の不安もありましたが
さすがに同好の集まり、すぐに打ち解けます。

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見かけよりボリュームあります、
美味しかったです。

しかもイケる口の方もいらっしゃる様子。
当然の如く夕食を囲みながら宴会へ突入...

翌朝。軽く二日酔いです(笑)
フラフラと宿舎を出てスタート地点へ向かいます。
ここで旧知のO嶋氏とバッタリ!
聞けばスタッフとして参加しているとの事。

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氏曰く、この後コース最大難関の
足の郷関門に向かうとの事。
まぁここでタイムアウトになるだろうからと
一応(?)告げ再会を約束します。



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6:00過ぎにスタート。
曇り空なのは幸いですが自身は
スッキリしません。自業自得ですが(笑)
それでも走り出せば何とかなるかと先を進みます。
が、最初の平坦区間でも脚が回りません。
そのうちコースは登り基調になり、
ますます遅れだします...

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チンタラしながらも野迫川、
天川の両エイドをクリア。
相変わらずペースの上がらないまま
一発目の難関、行者還関門を迎えます。
ここらで気温の上昇が堪えだします。
それでも這うような感じで関門に
たどり着きますが、
足の郷関門クリアは厳しい状況。
躊躇しましたがとりあえず進む事に...
  


途中、川上村エイド分岐で
スタッフにタイムアウト確実なので、
足の郷をショートカットしては?
との提案を受けますがやんわり拒否、
敢えて足の郷関門へと向かいます...


ほどなく見えてきました、
早速キツめの傾斜です。
この時点でタイムアウトしてますが、
メインのこの林道だけは何とかクリアしたい所。
ですが粘れる体力が枯渇した現状では望めません。
早々にあきらめて押し歩きで関門をめざします。
が、それすらも厳しい状況。
進んでは休むを繰り返し、
何とか頂上の給水所を兼ねた
関門までたどり着きます。


そこではスタート地点以来のO嶋氏が
手を振って迎えてくれました!
ヨレヨレの姿を見ての爆笑付きでしたが(笑)
 
 

気持ち一息入れますが自走で戻るのは
無理と判断。
別スタッフの車で残りコースを
トレースしながら
ゴール地点まで搬送して頂く事に
(その節はありがとうございました!)


 
宿舎に戻り、汗を流した後に猛烈な
空腹を感じたので近くの食堂で夕食。

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胃袋に染み渡りました。

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帰りは輪行で...。
 

 
今回の敗因(?)は一番に脚力、
次に気温(湿度)、あとは諸々の準備不足かな?
来年出るかと言われれば正直ビミョーです。
あと一か月前倒しで開催してくれたら…


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今シーズンのブルベを振り返って⑥(最終回)

こんにちは、ちょっくらです。
今回も振り返りの続きになります、
今しばらくお付き合いの程を…


BRM319福山600kmをクリアしてSR取得。
次にに311泉佐野300km、402神戸200km 、
409フレッシュ日本橋と続きます。
319福山の保険及び距離に慣れるため、
エントリーしたBRM415枚方600kmも
勢いで狙いますが、
297km地点であえなく初DNF。
距離に対する不安を残したまま、
挑む事となりましたが…



BRM504倉敷1000km

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倉敷尾道~広島~宇野~下関~萩~益田
~美郷~米子~鳥取~津山~倉敷


75時間以内で中国地方を一周するブルベです。
ルートラボの表記では走行距離1010.6km、
獲得標高9557mとなります。
去年のアナウンス以来、目標にしてきた一本。
ここは是が非でも認定完走を獲りたいところ。
対策として、

・ペダルを踏まない。
・ギアは一枚軽く。
・パックに付いていかずマイペースで。

この三点を念頭に走る事を心がけます。

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・初日
8;30スタート、昂ぶりを抑えつつ
慎重にペダルを回していきます。
導入はコース設定もあり素晴らしい立ち上がり、
グロス24kmが2時間程続きました。
その後ペースダウンしますが、
比較的順調に進んでいきます。

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山口県に入ってからも快調に
ルートを消化していきますが、
200kmを過ぎた辺りでキューシートの
説明にある「山賊」の襲撃を受けます。
(最大斜度18%はあったかと。久しぶりに押し歩き)
それでもなんとか凌ぎつつ仮眠所を兼ねたPC3へ。

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ここでは振る舞いの豚汁をいただきます。
一息入れたい所でしたが、席を温める間もなく
セルフドロップの送付先及び仮眠ホテルの
ある新下関を目指します。
PC4をチェックし、予定時刻にホテルに到着。
チェックインの手続きを進めようとすると
ある事件が...。

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受付によると予約は翌日、
セルフドロップで送っている荷物
(着替え、モバイルバッテリー等)
も翌日着との事!?
途方にくれますが、ホテル側が
機転を利かせてキャンセル待ちを
空けていただきなんとか宿泊(感謝!)。
シャワーを浴び、2時間弱の仮眠です。



・二日目
瀬戸内海から日本海側へと向かいます。
山岳基調のためここからが本番。
チェックアウト後、気合を入れるため
いつものブルべ飯を放り込みます。

最高気温27℃、道中快晴は良いのですが
強烈な紫外線でダメージが
蓄積されていきます。
それでも長門、萩、益田と淡々と進みます。

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ここでスマホ、サイコン、ライトを賄う
20000mAhのモバイルバッテリーが限界に。
しかし、予約している翌朝の仮眠ホテルに
予備は送っているのでそこまで
持たせればよい計算。
コンビニで電池式充電器を購入、
応急処置です。

浜田、江津を経由しPC7を目指しますが
雨がパラパラと。
じわじわと続く峠を真夜中、
一人濡れながら登っていきます。
そこで一台の車が追い越し停車。
追いつき通り過ぎようとすると


「AJ広島です、頑張ってください!」


同時期開催の別ブルベのスタッフさんです、
気合入りました!

ほどなく仮眠所を兼ねているPC7へ。
雨脚がきつくなってきたので
雨宿り&仮眠を一時間程。
明け方5時過ぎになっても弱まらないため
見切り発車、米子の仮眠ホテルを目指します…。



・最終日
いきなり峠!
本降りの中アップダウンを繰り返します。
手ごわい三瓶峠をやり切ったぐらいに
雨も上がりだしました。
幸いにもここからしばらくは平坦基調、
先を急ごうとペダルを回していきますが…


ここでサイコンの表記に不具合が!
充電状態も怪しいので泣く泣くログを諦め、
予備のサイコンと入れ換える事に。
そうこうしている間に雲南市に入り、
しばらくぶりにコンビニを発見。
そこで雨具を脱ぎ、朝食&電池交換を済ませ
一息ついた後、再び黙々と先へ進みます。


その後快晴。
昨日に続き紫外線と闘いながらも
昼過ぎに米子へ。
大幅に到着時刻を過ぎましたが目的のホテルに
何とかたどり着きました。
まずはフロントにて予約及び到着が
遅れた旨を伝えます。
が、どうも話が通じません。
ここで自分のやらかしに気づきます、
そうです、予約と補給荷物の到着日が
前日同様1日ずれていたのです!


とりあえずホテルはキャンセルして
コンビニでバッテリーを買い込みます。
第一優先はライト、次にサイコン、
スマホと順繰りに充電していきます。

なおも脚を進めていきますが
電池、バッテリー(10000mAh)を求めて
コンビニの各停。
充電がある程度たまるまでは我慢です。

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そうこうしてる間に次のPC9、
鳥取砂丘へとたどり着きます。
この時点で最後尾ぐらいですが、
600kmを超えると
制限時間が緩むので慌てずボチボチと。

ここから岡山に向け峠に入っていくのですが、
麓の八頭町で昼間あれほど充電したはずの
メインライトに残量不足の表示が!
ライト優先で充電していたのでスマホ
サイコンともに残量僅か。
制限時間に余裕があるといえ長い峠越え...


「詰んだか...」



暗闇が押し迫ります。
峠まで僅か、進んでコンビニを探すか、
時間はかかるが安全策で戻って探すか。
検索でスマホは使えない、どうする!?
しばし検討、出した結論は...


「這ってでも前へ!!」


乏しい光を頼りにゆるゆる進んでいきます。
するとコイン精米所。
何とその先にはコンビニが!
とりあえず安堵です。
早速バッテリー、電池、懐中電灯を
買い込みます。

この時点でPM11:30。次のPC10まで約70km、
イムリミットはAM5:49。
充電に当てれる時間は2時間。
あと4時間ばかりの夜間走行...
どこまで復旧できるかが勝負です。
待ち時間を仮眠に当て込みますが
残量不足でアラームが
作動するか不安なため寝つけません。
そうこうしている間に2時間経過。
意を決してスタートしかけると、
目の前を反射ベストを着た
ブルベライダーらしき人影が...


「幻覚!?」


渡りに船ならぬ峠前のランドヌール、
おそらくこれが最後尾。
逃したら最後、
我に返り必死で後を追いかけます。
なんとか追いつき事情を説明、
快諾をいただき前を牽いていただく事に。
(その節はホント助かりました!)

そこから先は峠と睡魔からくる
幻覚との闘いです。
蛇行しだすと休むを繰り返し、
懸念の峠をクリアします。
この時点で制限時間に余裕がないため、
後発スタートの伴走者に礼を告げ
先を急ぎます。


「踏んで!踏んで!踏んで!」


下り基調の平坦をわき目も振らず
必死で進みます。
残しておいた脚を使い切ったところに
PC10のコンビニが見えてきました。
制限時間3分前、フラフラになりながらも
なんとか到着、レシートを取得ししばし休息を。

ここからフィニッシュのコンビニまで
約73km、
何とか完走が見えてきました。
ここから先は軽く流して..
てな訳にはいきません(笑)
最後の最後で放り込んできた
アップダウンを繰り返す
広域農道に苦しめられながらも、
何とか耐え抜き74時間56分。
制限時間4分前、
最下位での滑り込みゴールとなりました。


「あぁ、やっと終わった…!」



後は500mほど離れたゴール受付の
公民館へ向かうだけです。

安堵感もありのろのろ進みます。
が、距離にして500m程にある公民館が
見当たりません。
人に聞けどわからず、電話しようにも
バッテリー不足、
少したまって確認するも意識が朦朧、
右から左へ。
そんなこんなを繰り返し到着まで
掛かった時間は
なんと一時間半!
遭難初体験してました(泣)


辛抱強く待っていただいた
スタッフの方々には非常に感謝!!!
しばし歓談のち手続きを終わらせ
記念メダルをゲット、
何とか認定完走を手に入れることが
できました。

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今回は自分のミスによる想定外の事態
(バッテリー代で2万弱使ってます)に
苦しめられましたが、
人車共にトラブルが起きなかったため
完走することができました。
反省点だらけですが目標達成、
これで次の「景色」を見る事ができそうです。


(もう一回続く)




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